天神からほど近い、福岡市中央区にある市民の憩いの場が大濠公園です。
天気の良い日は散歩するのが本当に気持ちの良い場所で、市民の憩いの場となっています。
広大な敷地に大きな池
総面積400,000㎡の広大な公園なのですが、池がなんとその内の210,000㎡を占めています。
そんな池を中心とした景色を楽しめるのが、大濠公園です。
水のある景色というのは良いものですよね。
大濠公園の歴史
その名の通りそもそもは慶長年間、初代藩主である黒田長政の福岡城築城の際、外堀として使われました。
元は草香江という博多湾の入り江だったそうです。
その後、昭和2年の東亜勧業博覧会の祭に造園工事が行われ、昭和4年に県営の公園として大濠公園が誕生しました。
ちなみにこの池のモデルは中国の西湖だそうです。
みんなに優しい大濠公園
この公園は池や自然が美しいだけでなく、しっかり整備されているのも魅力のひとつです。
福岡マラソンが毎年大変な盛り上がりを見せる中、やはりランナーは多いです。
なので単に散策する人、ランナー、自転車、混乱しないようにきちんと道が分けられています。
しかも地面の素材にも工夫があって、走った時に足に負担がかかり過ぎないようになっているようです。
毎日の運動習慣には嬉しい配慮ですよね。
ただ福岡マラソンに参加している人曰く、ここに慣れ過ぎると本番で普通の道を走った時に足がつらくなるそうです。
何事もバランスが大切ですね。
動物にとっても憩いの場である大濠公園
ここを憩いの場だと感じているのは、人間だけではありません。
よく見るのは鴨です。近づいても動じません。
サギ?がなぜかこんなところに。何を狙っているのやら。
魚もたくさんいますが、魚釣りは禁止ですよ。
あと亀も池の中に見掛けました。
近づくと隠れてしまって、画像はありませんが。
大人も子供も嬉しいスポット
園内には子連れに嬉しい遊具もあります。
池のまわりをぐるりと散歩したり遊具で遊んだり、1日過ごせそうですね。
ところどころにこんなものも。
かわいらしいイラストに心が和みます。
白鳥ボートにも乗れますよ。
奥にある建物はロイヤルガーデンカフェです。
こんないい景色を眺めながらおしゃれランチも出来ちゃうんですね。
スタバもありました。なんだか外国みたいです。
セントラルパークは言い過ぎでしょうか?
少し歩くと福岡城跡や福岡市美術館(リニューアル工事中で2019年3月再オープン予定)、日本庭園なんかもあります。
このあたりは大人におすすめのスポットですね。
自然と人工物の調和した憩いの場
繁華街から近いところにこれだけの公園がある場所は、なかなかないですよね。
そういう意味でも、福岡は暮らしやすいコンパクトシティだなと感じています。