東公園の日蓮聖人と亀山上皇

  • LINEで送る

福岡には西公園、南公園、東公園があります。
博多の方へ行ったついでに少し足をのばして、東公園をふらふらしてきました。
すると、何やら大きな像を発見。

亀山上皇銅像

烏帽子のあの部分て本来垂れてませんでしたっけ…?
というか何という部分なのか調べてみると「纓(えい)」だそうです。
垂れている画像ばかりでしたが、この像ではなぜ立ってるんでしょうね。
しかもそれによってすごく縦長な像になってます。

どなたかというと、亀山上皇でした。
13世紀後半の蒙古襲来の折、伊勢神宮などに敵国の降伏を祈願したためだそうです。
なんとこののどかな東公園、かつての元寇の際の古戦場だったのですね!
この日は時間なく行けませんでしたが、この東公園には元寇史料館もあります。

蒙古襲来を予言した日蓮聖人銅像

亀山上皇からほど近い場所にも大きな銅像があります。
これまたすごい迫力…お参りしている方がいらしたので、大きさもなんとなくお分かり頂けるかと。

こちらも元寇にちなんだもので、日蓮聖人は蒙古襲来を予言したことで知られています。
何も知らなかったので急に大きな銅像が現れて驚いてしまいましたが、まさか東公園がそんな歴史的スポットだったとはびっくりです。

ちなみに日蓮聖人銅像のあるお寺には鳩のエサが売られているので、人が通っても鳩たちはまったく動じません。
1羽も飛び立たないってすごくないですか?この3倍はいましたよ。

なぜ北条時宗の銅像がないのか?

よくよく考えてみると、元寇を実際に撃退したのは時の執権、北条時宗ですよね。
実際に予備知識なしに見ると、蒙古が撤退するよう「祈願しただけ」の亀山上皇が銅像にまでされることに若干違和感があります。

その理由は日蓮聖人と北条時宗の関係にありました。
日蓮聖人は時宗が法華経を信仰しないから元寇が起きたと言っていました。
北条時宗は、日蓮聖人が批判していた禅宗を信仰していたのです。

元寇にまつわる銅像2つを建てるのには、日蓮宗が絡んでいます。
となると…日蓮が批判した他宗の北条時宗の銅像を、というわけにはいきませんよね。

ふらっと散歩から思わぬ歴史の勉強ができました。
福岡の歴史、少しずつ知っていきたいと思います。

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA